- GM
- 玉城(フランス)、田村(イギリス)、田中(プロイセン)
- 対応人数
- 6名〜10名
- シナリオ紹介
時は西暦1815年……ヨーロッパはたった一人の男によって、戦乱の渦に叩き込まれていた。
男の名はナポレオン=ボナパルト……フランス帝国皇帝。
天才的政治・軍事手腕を発揮する世界史上屈指の英雄……ヨーロッパ支配を目論む巨人に対し、無力であった諸国は幾度も合力し、遂に皇帝の座から引き擦り降ろす。
しかし、彼は再び戻って来た…一滴の血も流さずに。
祖国を蹂躙されたプロイセン、誇りが故に遠ざけられしイギリス……伝説を作り上げ、今再び栄光を取り戻さんと欲するフランス……男達が最後の決戦を挑むべく、ワーテルローの地へと誘われる。
そう……今日、君達は歴史上の人物となる事が出来る!!
約200年前に行われた歴史上名高い『ワーテルローの戦い』を、TRPGを媒体としてフランス、イギリス、プロイセンの三卓リンクテーブルで再現します。
シナリオタイトル:『栄光の限界(フランス)』『獅子は解き放たれた(イギリス)』『黒き鷲の凱歌(プロイセン)』
- システム紹介
世界初のTRPGシステムであるD&D……今尚、版を重ねて愛され続けておりますが、今回は其の第二版を、歴史世界を再現するサプリメントを使い、解り易く御用意致しました。
戦争はボードゲームより流用、当時の雰囲気を存分に味わえます。
※システムは歴史の一場面を再現・体感する為のツールにしか過ぎません。
シミュレーションゲーム的な楽しみやシステムに拘泥した楽しみ、冗長な歴史・軍事の薀蓄を披露する為に本テーブルは用意されておりません。
上記の意図、特性をお持ちの方の参加は遠慮願います。
当時の歴史や軍事に知らないけど興味を抱かれた方に向けて、用意されております。
どうぞ、御期待を!
- GMより一言
- 玉城
先ずはG・D30周年の場を諸氏と共に迎えられた事、此の場にいない諸氏にも感謝を。
過去、G・Dでは歴史上の出来事を題材に幾度となくセッションやイベントを催してきた。
多くの日本人は義務教育のお陰で歴史を忌避する不幸に見舞われるが、此処では臆せずに歴史世界に足を踏み入れ、フィクションに劣らぬ壮大な叙事詩を英雄達と、隣り合う戦友達と綴ってもらいたい。
そして、今日の記憶が諸氏の人生・歴史に少しでも彩を添えられたら、G・D30年の活動も甲斐のあるものになる。
今迄の我々に、此からの我々に幸多からん事を。
- 田中
グループデストロイヤー30周年おめでとうございます。
世紀を超えて運営されてきたこのサークルですが、目を瞑ると走馬灯の如く、数々の修羅場が思い出されます。
ギリギリまで準備した冊子やイベント、洗練を繰り返した運営など、酒の肴にできる話がいくらでも出てきます。
自分の青春はGDと共に会ったと言っても過言ではないでしょう。
代表の玉城さん、共に戦ったスタッフ衆、同じ卓を囲った参加者の方々に改めて感謝を捧げたいと思います。
Prosit‼︎
- 田村
グループデストロイヤー活動30周年、おめでとうございます。
月並みな言葉ではありますが、はじめに脳裏をよぎったのは「偉業」という言葉です。
30年間活動を続けたというその一事にこそ、まさに偉業という言葉がふさわしいと感じます。
組織運営に始まり、会場確保、様々なトラブルもあったことでしょう。
一方で、多くの参加者との出会いの中で積み上げられた膨大な時間は、確かに存在したのです。
かつて、グループデストロイヤーの活動の中で、「30年戦争」という実際の歴史的事件に関
わる機会がありました。その中で、ある登場人物が言います「私が生まれたときから世は乱世。
私の人生は戦争そのものだ。」。
今でこそ人の寿命は延びましたが、かつて30年は人生そのものであった。
人の生涯に匹敵する活動期間。
その偉業を成し遂げた玉城代表と、これまでの活動を支えた全てのスタッフの皆様に最大限の
敬意と賛辞を捧げたいと思います。